参考情報

リンク

子どもたちの安全を確保するためには、包括的なアプローチが必要です。
『子どもの安全を守り、命を育む』ということについて、永続的かつ組織的に取り組み、
子ども達とその未来への貢献を目指します。

「小さな命を考える会」
2011年3月11日
東日本大震災では、多くの方々が犠牲となりました。
宮城県石巻市の大川小学校で、津波の犠牲となった子ども達の声に耳を澄まし
震災が遺した問題と向き合うために、ご遺族の佐藤敏郎さんが起ち上げたサイトです。

Safety Kids いずみは「子どもの事故による傷害の予防と傷害の程度軽減」を目指して活動している非営利の団体です。

災害給付金制度は、保育園、幼稚園、学校が対象です。
※加入していない、できない施設もありますので全ての子どもたちが対象ではありません。
公開されているデータから、私達ができる事は、まず、事故が起きてしまう前に、この制度はどういうものなのか、また、どのような事故が起きているのか、どのくらいの頻度で起きているのかを知ることです。
平成17年度~平成24年度に給付された、総数4,594件の障害・死亡事例が検索できます。(2014年9月現在)

ジェントルハートプロジェクトは、いじめ問題の解決を目指して、いじめ自死遺族等が2003年3月に設立したNPO法人です。
私たちはいじめのない社会の実現のため、全国各地での講演会、展示会、勉強会やコンサート等の取組を通して、多くの人たちに「やさしい心」を伝えるための活動を行っています。
私たちは「いじめ」の本質は加害側の心の問題にあるとして、加害側の心に寄り添うことなしに、この問題の解決はないと考えています。
私たちの目指しているのは、予防よる「いじめ」の抑止であり、厳罰化や規則、「やられたらやり返せ」といった風潮を煽ることではありません。
子どもたちが本来持っている「やさしい心」(ジェントルハート)を育むことこそが、問題解決のあるべき姿であると確信して、活動を行っています。

安全な川遊びの為の動画資料、水難事故マップ、水辺のヒヤリハット、水辺の安全ハンドブックなど、具体的でわかりやすい情報が発信されています。
正しい知識を得て、適切な装備、準備をすることで、命を守ることを学び、川を存分に楽しみながら、本来あるべき水辺での教育を学ぶことが出来ます。

中学、高校における柔道事故の死亡者は1983年から2010年の28年間で実に114名にも上ります。(名古屋大学大学院:内田良准教授の資料より)
年平均4人以上の死亡者を出すこの数字は、他のスポーツに比べても、突出して高い数字です。中学・高校での武道が必修化される中、今こそ柔道の指導方法、安全への配慮が問われなければなりません。

また、柔道事故の場合、その原因の究明、責任の所在を問う時に非常に大きな壁が立ちはだかります。
私たちは、同じ柔道事故の被害者家族として、柔道事故に遭われた方の支援と、同様の被害者を二度と出さないために、この会を設立いたしました。
この会の活動を通じ、柔道の安全が確立され、悲しい事故がなくなる事を願ってやみません。

2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、
その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。
事故と、事故以降の記録です。

名古屋大学大学院教育発達科学研究科
内田良先生のサイトです。

~webサイトより~
2010年6月18日、豊橋市立章南中学校の西野花菜(当時12歳)が、中学校の自然体験学習中に水死しました。
静岡県立三ケ日青年の家で行われたこの自然体験学習のカッターボート訓練は、中学校の正課の授業でした。
このウェブサイトは、事故の真相を追い求めた私たち遺族と支援者の記録です。
「なぜ、生徒のいのちを守れなかったのか」「どこに問題があったのか」「誰にどんな責任があったのか」これを明らかにし、「同じような事故が繰り返されないように、誰がどんなことをしなければならないのか」これを明らかにすることで、花菜のいのちを活かしたい。この思いが出発点でした。

愛媛大学法文学部総合政策学科 准教授 小佐井先生へのインタビューです。
日本ではなじみの薄い裁判訴訟。
マイナスイメージの強い裁判誤解から生じる遺族と第三者の溝を法社会学で埋める試み。

いじめ問題の解決を目指すNPO法人ジェントルハートプロジェクト 理事
世界子ども通信「プラッサ」(http://www.jca.apc.org/praca/index.html) 元編集員、
ストリートチルドレンを考える会会員など、
海外や日本の子どもたちの人権に関する活動を行っている、教育評論家の武田さち子さんが運営しているサイトです。
過去の学校事故事件などの情報も収集されています。

掛札逸美先生の運営サイトです。

ISA-赤ちゃんの急死を考える会 は、病院や保育施設での事故から赤ちゃんの命を守るための活動をしています。
わが国で、赤ちゃんのうつ伏せ寝の危険性を訴えた団体です。赤ちゃんをうつ伏せ寝に寝かせるときに、注意を怠れば危険をともなう寝かせ方であることは常識となっています。
数多くの事件を参考に赤ちゃんを預かる施設においてその経験がいかされ、同じ過ちが繰り返されることがなくなるように、世の中を変えていくために必要な活動を積極的に続けていきます。

このサイトでは、2012年7月30日に京都市立養徳小学校のプールにて、夏休みプール学習中に浅田羽菜さん(当時1年生)が亡くなるという学校事故に関する情報、訴訟の経緯についてお知らせしています。

平成22年10月29日、私たちの息子の寛也(当時1歳4ヶ月)は保育園で食事中に窒息し、40日後に亡くなりました。再び同じような事故が繰り返されることのないよう、保育施設における事故の調査・検証制度の確立を求めて活動しています。

「全国学校事故・事件を語る会」は,旧「兵庫学校事故・事件遺族の会」が基となって2003年5月に発足した、学校事故・事件被害者・遺族の支援とエンパワメントを目的とした集まりです。
「語る会」では、学校事故・事件被害者の方々の相談に応じています。

参考情報<書籍・レポート等>

学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園管理下における園児溺死事件に関し
学校安全管理上の問題を検証する第三者委員会
「2015(平成27)年8月20日 調査報告書」

2012年7月20日、幼稚園お泊り保育溺死事故についての調査報告書です。

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スポーツに参加される選手・コーチ・ご家族の皆様へ

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【学校教育における「感動」と「美談」の裏側に潜む闇とは?】
私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?
学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!
巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重な負担……今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンスを用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。

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「あぶないから気をつけましょう」では防げません。
過去の事故の事例をとおして、具体的に学び、考え、そして指導できる線背であるために。学校関係者必携の一冊

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本冊子は、名古屋市教育委員会主催で2014年9月17日開催
「武道における安全指導研修会」(於・名古屋市教育館)にて配布されたものです。

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事故事例やヒアリハットを保育現場でどう活かすか、リスクマネジメントを考え実践していくためのテキストとなっています。
事故分析~安全対策について、具体的な取り組み方法を、とても分かりやすく提案されています。

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やさしいイラスト共に、理学療法士の観点から、事故発生のメカニズム、致命的な事故の予防法が解説されています。

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寒冷地における低体温症、凍傷について書かれている本ですが
冷水に転落してしまった時の対処法等から、溺死に至るメカニズムやライフジャケットの必要性の根拠が、分かりやすく説明されています。
熱中症は広く認知されていますが、低体温症についても、正しい知識が必要です。

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子育ての現場を長年取材してきた著者が、「子育てとそれに対する政治の対応」を多くのデータを交えながら検証し、日本の子育てを考える。
 
「子どもの権利」を尊重し、命を守り育むという事と誠実に向き合うことから
成熟した社会が見えてくると思います。


4月27日 第二回勉強会 より
名古屋大学大学院教育発達科学研究科 准教授 内田先生の資料です。
http://www.dadala.net/ (学校リスク研究所)

(公社)兵庫県保育協会加盟園の皆さんにご協力いただき、昨年12月に集めさせていただいたヒヤリハット/傷害/発症事例集(事例約600件)が公開になりました。ただ読むだけの事例集ではなく、「私の園でこれを予防するには?」と皆さんで考えていただける構成にしました。」
特定非営利活動法人(NPO法人) 保育の安全研究・教育センター
保育現場における子どもの安全、リスク・コミュニケーション、子どもの傷害予防
(掛札先生のサイト)より

校外学習中に起きた具体的な事故例と、繰り返される類似事故に注目し再発防止策を提案。

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29年間で118名の中高生が学校柔道で死亡。
なぜこの暴力的文化が放置されてきたのか。
事故データの検証、被害者家族・全柔連らへの取材を通じ、
「リスク回避」への道を探る。

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~まえがきから~
本書は、消費者保護(利用者保護)と苦情対応を専門とする加藤と、安全とコミュニケーションを専門とする掛札が、保育者の皆さんのために書いたものです。

筆者(加藤)が最初に縁の苦情対応に関心を寄せたのは、ある保育園での園児指導事故の背景に、実は「苦情対応の失敗」があったことを知ったからです。

※現場の職員たちの意識が変わらなければ、ハード面での安全危機管理をどんなに行っても絵に描いた餅になってしまいます。
保護者としても、社会全体で、認識していくべきことではないかと考えています。

<熊本県の中学校弓道部で生徒が打った矢が頭に刺さり、同じ部員生徒が死亡した事件について>
<京都の大学生が新入生歓迎コンパ後に、鴨川に転落して亡くなった事件について>

愛媛大学法文学部総合政策学科 准教授 小佐井良太先生の論文です。
事件・事故の真相究明や再発防止、責任所在の明確化を求め裁判を選択することに対し、遺族・被害者の本来あるべき救済という観点から、現代社会における民事裁判の在り方・問題点などを洗い出し研究されています。
事故事件の検証内容・裁判記録から、原告が民事裁判へ至るまでの経緯、弁護士が受任に至るまでの経緯・依頼者との関係性など遺族を中心に被告側へも聞き取りをし、「訴訟事例を通して見た死別の悲しみと法」というテーマで学校事故・事件について論じられています。

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リスク・マネジメントとは、起こるかもしれない
「万が一の深刻なできごと」を予防すること 、
リスクの影響を最低限に抑える対策をとることです。
より具体的には、
1 死亡・重症・後遺障害といった深刻な事態が起こらない園環境をつくる
2 私たちの園では深刻な事故なんて起こらないという「偽りの安心感」を防ぐ
3 職員一人ひとりと園全体での取り組みの成果を保護者に効果的に伝える
本書では、これらの具体的な取り組み方法を紹介。

病気と同様に子どもの健康を障害する事故は決して偶然ではなく、何らかの原因があって起こると考え、その原因を追求して想定されるrisk factorを排除するという科学的な対応が死亡・重傷事故を減らすためには不可欠である。

学校保険安全法が各地の教育委員会、学校、幼稚園に「丸投げ状態」であること、また、学校事故事件において、遺族や被害者が取り残されている現状を問題視し事故・事件、その対応についても「なぜ繰り返されるのか」を真剣に考えさせられるレポートです。

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これは、決して特殊な事件ではない。どこの保育所でも起こりうる「人災」である。
小さな嘘、怠慢、思い込みとすれ違い・・・・
日々のひずみの積み重ねが、必然的に子供の命を奪うことがあるかもしれないことに気づいてほしい。
※プロローグより