「保育事故を繰り返さないために~再発防止のための調査・検証の制度化に向けて~ 」
シンポジウムに参加させていただきました。

日時:H25年9月15日 13:30~16:30 
場所:御茶ノ水 ソラシティ カンファレンスセンター
主催:シンポジウム「保育事故を繰り返さないために」実行委員会
シンポジウム
「保育事故を繰り返さないために~再発防止のための調査・検証の制度化に向けて~」

愛知県碧南市の保育事故のご遺族栗並さんが中心となり、開催されたシンポジウムに、参加させていただきました。
保育事故・事件にあわれてしまった遺族・被害者の方、保育関係者の方、研究者の方、弁護士の先生、小児科の先生、支援団体の方、関心を持たれて参加された方、マスコミの方・・・様々な立場の方達が集まったシンポジウムでした。
とても貴重な話を聞くことができ、充実した時間を過ごせました。

【共通の問題点として】
 ・事故事件の情報が共有されない
 ・再発防止策が徹底されない
 ・調査が行われない
 ・事故後対応として隠蔽してしまう傾向にある
【遺族・被害者の思い】
 ・なぜ死んでしまったのか、原因を知りたい
 ・繰り返さないために教訓として活かしてほしい
 
どうしたら現状を打破できるのか・・答えはまだありません。
「泣き寝入りせず、声をあげることをやめない」
まずは、ここからしか始められないことを、よく理解しました。
では、どんな方法で・・・それが課題です。
子供を預ける事、育てていくことに対し、どんなリスクがあるのかを知る必要性を強く感じました。
社会全体で学ばずに、単なる「不幸な事故・事件」で終わってしまえば、またどこかで同じことが繰り返されてしまい、犠牲になるのは子供だという事を、改めて私達は認識すべきだと思いました。
事故事件が起こってから
「こんなことが起きてしまうなんて・・・」では遅いのです。
うちは大丈夫、うちの地域、幼稚園、保育園、学校はそんなこと起きるはずがない。。。
というのは迷信や神話と同じです。
子供を守り育てる
まずは意識を変えていく、全員で向き合い考える
難しいことではないはずです。

預かる側は、リスクをしっかりと調査・研究・把握し、危機管理・事故防止対策を
どのように行っているか、保護者へ開示し実施していただきたいと思います。

こうした考える場を増やしていくこと、多くの方と語り合い学ぶこと、発信して知ってもらうことなど・・・
できることから積み重ねていきたいと思います。

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